97年 「PCの会」 活動記録



 11月30日(日) 第10回「PCの会」




1997年11月21日(金)
P T A 各 位
PCの会        
会  長 井澤津久夫

第10回「PCの会」からのお知らせ


”災害は忘れた頃にやってくる ” ”備えあれば憂いなし”
平和な今こそ、防災の知識を高めませんか?



日 時: 平成9年11月30日(日)午後3時から午後6時まで

会 場: 神明中学2階 視聴覚室(駐在所横門からお入りください)

テーマ:

  1. 知っておきたい初期消火 (指導:荻窪消防署)
  2. 山根一眞さんに聞く! 最新電脳情報
  3. パソコン通信&インターネット

先生方、保護者の方、在校生、卒業生、初めての方の参加も歓迎
パソコンが無くても、にがてでも大丈夫、よってたかってご指導します




「PCの会」報告

参加者 17名


 今回は2部構成でした。

 1部は、杉並消防署と西荻南防災会の太田さん(区議、神明中父兄)の協力で、消火訓 練をしました。場所は交番裏駐車場。

 まずは、各公園に置いてある消防ポンプの体験。実際に簡易貯水槽を組み立て、エンジ ンをかけ、みんなで代わり代わり放水体験しました。立派な道具ですが、さて実際の災害 時にどれだけ活用できるか、疑問を感じさせるほど立派なモノでした。これなら、リヤカ ーの上にたくさんの消化器を置いておいてくれたほうが、どんなにか実用的だというのが 、実感です。

 町内各所においてある台車付きの大型消火器も拝見しました(神明中交番裏の駐車場に ある)。これはホースの長さに制約がありますが、かなり使えそうです。ただし、消防ポ ンプと同じく鍵がかかっていて、普通の人が使えません。緊急時に簡単にドアが壊せる程 度の作りの方がいいのでは。

 最後は家庭用消化器の訓練。どの家庭にもあるけど、だれもいじったことがないもの。
それで、気が動転したとき確実に作動できるものだろうか。そのための訓練です。中には 消化剤の代わりに圧縮された水が入っています。操作法はまったく同じ。ピンを抜き、レ バーを握ればいいのですが、消化剤は10数秒しかでません。一度出たらもう止められませ ん。火元をしっかり狙って、レバーを握らなきゃダメと知りました。「火元に行く前にあ わててレバーを握ってしまい、火元に着いたらもう消化剤がない」なんてケースも多いそ うです。

 また、放水で落ち葉をぬらしてしまい、主事さんから「明日子供が履くのがたいへん」 と注意を受けました。

 第2部は、視聴覚室の席を移しての会です。今回はパソコン未経験者の参加がなかった ので、ちょっと高度なパソコンでの画像扱いの話になりました。災害時など、「論より画 像」の方が説得力ある場合も多い。PCの会では、Eメールを使って画像を簡単にメンバ ーに送れる部屋(ホームページ)を持つことになったと報告がありました(これは山根さ んのご好意で実現)。

 また、久しぶりに山根さんが参加され、不景気の中、パソコンが作り出す新しい産業が 、これからの日本を支える産業になるという話をされました。金曜日に打ち上げられた国 産ロケット(気象衛星)の生々しい発射シーンの映像も大型スクリーンに映してくれまし た。いまや日本のロケット技術は世界一と言われ始めているそうです。スペースシャトル 計画にも日本のロケットは参加します。子供たちにも見せたい映像でした。

 太田区議の参加で、杉並区の個人情報保護条例の話になりましたが、「多くの人たちが 不便を感じ始めているなら議会に要望書を提出すれば、正式の議題になり、いい方向に行 くのでは」との話がありました。学校のパソコン教育を充実したもの(興味あるモノ)に するために、早急な対応が迫られており、今後これは詰めていきます。

 以上が概要です。3時から6時過ぎまで行われました。


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